しっかりと疲労回復を図る

入院病棟や救急病棟のある病院では、夜勤が看護師の重要な職務になります。
3交代制であれば1回につき約8時間入り、多ければ月に7、8回の夜勤をこなさなければなりません。
2交代制だと1回の勤務時間が12時間で、月に4、5回の夜勤になります。
医師の夜勤に仮眠が認められるのに対し、看護師の場合、特に3交代制ではほとんど仮眠ができません。
夜勤の間、看護師は深夜も起きていて、入院患者の容態変化や救急患者の来院に備える必要があります。

夜勤が明けた翌朝、看護師は帰宅して心身をしっかり休める必要があります。
しかし、昼間に熟睡してしまうと昼夜逆転して体内時計が狂うことになり、その後の日勤に悪影響を及ぼします。
そのため、体内時計が狂わないよう夜勤明けの過ごし方を工夫しなければなりません。
夜勤明けに退勤して外で日光を浴びると、セロロニンが分泌され脳が活性化します。
このまま帰宅すると、身体は疲れているのに脳が興奮状態で眠ることができません。
床に就いても熟睡できず、疲労が取れないということになります。

そこで、退勤後外に出たらツバ広の帽子や日傘で日光を遮り、セロトニンの生成を抑える必要があります。
また、帰宅後は空腹でなくても軽く食べて朝食を習慣づければ、体内時計の回復を図ることも可能です。
そして睡眠は午後まで深い眠りに落ちることを避けて午後に起きて活動すれば、昼夜逆転を防止できます。
夜勤明けにどうしても眠れない時は、多少疲れていても夕方まで我慢して床に就かず、リラックスしてお茶など飲んで無理に横にならないようにしましょう。
夕方になって本格的に眠くなったら初めて床に就いて朝まで熟睡すれば、体内時計を正常に保つことができます。